途上国の旅
皆さんは旅をしようとすればどこがいいですか?ヨーロッパ?北米?オセアニア?やはり発展した国に行きたくなりますね。魅力的ですから。
では途上国はどうですか?アジア・南米・中東(場所による)・アフリカなどはいかがですか?たぶん皆さん、旅として行くのにピンと来ないでしょう。治安が不安とか衛生が良くないとか思う方多いと思います。
しかし、私は人生で一回は途上国に行ってみることをお勧めします。なぜなら自分の中で”何か”が変わるからです。その”何か”は人によって違います。
では途上国へ旅をするとどんなものが待っているか見ていきましょう。
先進国と全然違うからいい
アメリカとかイギリスに行ってみると日本とは違う光景はあります。建物の様式や設備のデザインなど。でも全体的に見てみると日本と変わらないところありません?もっと言えば他の先進国と比べても共通してあるようなものがありませんか?


ニューヨークとロンドンの写真です。
ニューヨークは日本と違うところもあっておしゃれっぽく見えますね。ただよく見てみれば渋谷と変わらない気もします。街の構造とかも日本とは違いますが雰囲気が同じ感じがしますね。
次にロンドン。日本の街と全然180度違いますよね。ヨーロッパの伝統ある様式が日本の都市にはない風景を出しています。ただ、他のヨーロッパ国と比べてみるとパリとかブリュッセルにこんな風景ありませんでしか?細かく見てみると違いはありますが全体的に変わらないところが多いでしょう。
もちろんニューヨークにもロンドンにもそれぞれ魅力があります。ユニークなところもありあす。ただ私から見てみるとどうも無機質にも見えてしまうところがあります。それはなんでしょう。

途上国を見てみると発展途上なのでさびれて見えると思いますが、果たしてそれはそうなのでしょうか。たしかに華やかではありません。むしろ途上国の問題点とかを見ることになるでしょう。
ただその風景を見ると考えさせられます。自分のことと世界のことを。日本にいる私はどうなんだろう。他の地域はどうなんだろうって思えてきます。
例えばストリートチルドレンとか。彼らは路上で生活して明日だってこれから先だって生きているかもわからないのに、盗んだチキンで幸せになれちゃうのです。
私はどうなんでしょうか。子供たちより恵まれているはずなのに毎日をつまらなく死んだ目をして生きていることが勿体無くなるのです。
先進国にいる私たちは物に溢れすぎているせいかそんな風に考える機会が無いです。深いところに触れることがないです。途上国はそんな私たちにきっかけを与えてくれるところです。
あともう一つに有機質に見えることが途上国の味です。途上国は今は発展中なのです。だから再び訪れてみるとどこかが変わっていたりします。「あんな物があの時はなかった」と変化に気付けます。なんかちょっとおもしろいですよね。まるで植物が成長しているみたいです。
他にも露店が開かれており果物や料理をふるまっています。先進国(一部は除く)にはない風景ですね。ローカルな感情を呼び起こしてくれます。
途上国には味と趣がある。
ここまで説明しましが、正直なところ私には途上国の味はうまく言葉にできません。「行ってみればわかる」っていうのが一番わかりやすい方法ですね。私も最初は途上国に興味があったとは言えませんでした。しかし、夏休みにフィリピンに行ってみて他の途上国も行ってみたくなりました。それは味と趣に心踊らされたからです。
自分のことを考える機会を与えてくれるところはめったにありません。だから皆さんには一度は途上国に赴いてほしいと思っています。
もしかしたらあなたの中で何かが変わって人生の分岐点になるかもしれませんよ。
次回は旅行の行動範囲について書こうかと思います。