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大好きなみなさんへ伝えたいこと

 こんにちは。マルちんです。今回は前回に告知した内容を変更して、この場を借りて私からどうしても言いたいことがあります。楽しみにしていた方、申し訳ございません。また、私が気のすむまで続くかもしれません。お付き合いしていただけると嬉しいです。わがままかもしれませんがお願いいたします。

 まず、私のことから話します。

私は同性愛者(ゲイ)で心の性は性別が定まっていないもの(心の性が男女にはっきりつかない性をXジェンダーという)です。

 みなさん、どう思いましたか?驚いた人もいるかもしれないです。皆さんにとって特別なものに見えたでしょう。いきなりわけのわからないことを言われれば動揺もします。

 でも、私が伝えたいことは私たちは異常じゃない、特別じゃない、普通なんだということです。こんなこと言われて普通じゃないと思いたくなるのはわかります。でも弁解させてください。

 この世にはあらゆるたくさんの性が存在します。私も皆さんも想像する以上にたくさんあります。きりがないほどです。想像以上のものを考えれば遠い存在に見えてしまうでしょう。

 でも私たちは人間です。自分らしく、ありのままで生きていくのが本望です。夢だってあります、希望だってもってます。自分のことが好きでいたいです。

 たまたま心の性や好きになる性が違っただけです。自分の見える景色が違っていただけなのです。人の目を気にせずに生きていきたいのは皆さんと同じです。

 でも、性的少数者(ゲイやレズビアンなど)が周りにいないからいないのも同然と思っているでしょう。しかし、あなたの周りにもどこかしらいます。言えないだけなんです。反応が怖いから。嫌われたくないから。学校でも会社でも都市でも地方でもどこにでも。

 あなたが通っていた学校はどうでした?バイト先は?家族は?仕事先は?外国は?

 今まで属してきた場所で、関わってきた人のなかに性的少数者はいます。断言していいです。絶対います。

 私たちは万人にオープンにできるわけではないです。オープンにできる人を選んでしまいます。理解してくれる人、受け止めてくれる人を。では、なぜ言えないのか?距離をおかれたくないから、異常だと思われたくないからです。

では、私はどうしてオープンにできているのでしょう?私を受け止めてくれる人がいるからです。信頼できる人、味方がいるだけで自分らしくいられるんです。

 私は時々、自分の性が嫌いになってこんな風に生まれたくなかったって思うときがあります。否定的な意見に傷つくことや理解してもらえない時におびえることがあります。でも、それを乗り越えていけるのはわかってくれる人がいるからです。今の自分がここにいるのは皆さんのおかげです。強くいられるのはみなさん、味方がいるからです。

 私たち、性的少数者がイキイキと生きていけるのは心強い仲間、友達がいるからです。その為には皆さんの理解が必要なんです。受け止めてくれる心が必要なんです。私たちはみなさんと楽しい時間がすごしたいのです。

 わからないことだってありますし、齟齬だってあります。でも、一緒に乗り越えてもらえると嬉しいのです。

 私たちは変なモノではないです。差別におびえる被害者でもないです。自分らしくいきたい皆さんと同じ人です。

 ここまで閲覧していただきありがとうございました。皆さんが少しでも理解していただけたらとてもうれしい

 次回は性的少数者のセクシャリティ(性のあり方)について書いきます。まだまだ伝えたいことがあるのです。

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