「体罰は必要?」 -ディスカッションで感じた文化の違い-
みなさんこんにちは。Riekoです。
前回はフィリピンで私が学んだことを3つ紹介しました〜。
いろんな方から反応をいただき嬉しいです。
さて、今回は私が語学学校中に感じた文化の違いについて紹介しようと思います。
私が滞在したSMEAGスパルタキャンパスは、朝食前と夕食後にも授業がありました。
7時前〜9時過ぎくらいまで…だったかな?
勉強と早起きが苦手な私には、ひえ〜って感じでした。
朝ごはんはこんな感じ。苦手な銀食器も3週間いて慣れました。他のキャンパスはもっとまずいって聞いてましたが、スパルタは結構おいしかったです。バナナがよくでます。
ちなみに、キャンパス内留学の「Toyo achieve English」の先生たちはSMEAGから来ているんですよ〜〜〜!私が知ってる先生たちもいつかうちの大学に来るかも!
人生初の多国籍ディスカッション in English
本題に入って、英語のディスカッション。
じゃんけんで別れて賛成・反対を決めました。テーマは…
「体罰は必要?してもいいの?」
「え?だめに決まってるじゃん。良いなんて思う人いるの?」
って思ってたことを覚えてます。
私は体罰に反対のグループだったので、楽勝?って思ってたんですが……
負けてしまったんです……!
正確には、勝ち負けはなかったんですが、あれは負けだな〜と思っています。
でも、あのディスカッションを日本でしてたら、勝てていたかな?とも思ってます。
意外とこうならないのが難しいらしく、結構ディスカッション中は私もハラハラ。
白熱しすぎると喧嘩になります。笑
幸いそのようなことはありませんでした。
びっくりした文化の違い
私たちは反対の理由として、
・教師が逆上して生徒を殺したりしてしまう可能性がある
・生きていたとしても心の傷に残る
・私たちは人間で、犬や猫のしつけとは異なる。考えさせるべき。
など、生徒の身体・精神的なダメージが大きいことをメインを押しました。
賛成派はこんな感じでした。
・子供はいうだけでは納得・理解できない時が多くある
・口でいうだけではいくら言っても良し悪しの区別がつかない
・体罰を通じて生徒の道を正す場合必要
・けがをしないような道具を使った罰(ハリセンとか?)を使う
・実体験(昔は体罰が嫌だったが、いまは先生の言ったことを納得している)
調べてみると、世界でも体罰は結構多いみたいです!
先進国の中でも、存在するらしく、
日本の体罰はまだまだ甘い方みたいで…ヒィ。。。
日本の中学でもディスカッションをしましたが、国籍が混じるともっと凄いです。笑
私の時は、ベトナム人の子と中国人の子がすごくバトってました。
英語ができないと圧倒的に不利です。言うとほぼ必ず反論が返ってきます。
思ってることが言えないとモヤモヤするので、うまくなくても伝えようとすることが大切かも…みんな割とわかってくれます。
一番びっくりしたのは、韓国人の男の子の
「俺体罰受けたことあるけどいまは良いと思ってるよ」
という言葉。
賛成側なので、嘘か本当かわかりませんが。笑
それでも実際に韓国でも体罰は存在するらしいです。
それでも最近、ネットで体罰の動画が出回ることで問題となり、体罰を禁止する法律も最近できたけど、体罰がまた解禁になった?なんていう情報もあり混乱してます。
その法律も実際は「形だけ」だったとか…。
美男美女の韓国にもそんな部分があるのか…なんて思ってしまいました。
気になる人は調べてみてくださいね。
ディスカッションの際の姿勢も日本とは違う!
黙ってると負ける!
「違う!」と思ったら即反論!結構白熱します!
でも終わったら、水に流して仲良くおしゃべり。
日本だったらこれは無理かなぁと感じます。
みんな周りの反応を気にしますし、水に流して忘れるっていうのが難しそう。
自分が白熱しすぎて、まわりがついて行ってない時もあったり、ディスカッションって難しい。日本でも、もっとやって欲しいなと思いました。
個人的にディスカッションでは、相手の言うことを真っ向から拒否しない、理解を示すことが大切かなと感じました。
「そうだよね」って、受け止めた後に、「でもこうだよね?」って言う方が自分も相手も気持ちよくて済むなぁ…なんて思ったり。
こういうディスカッションとかは、留学だからできることだと思います。
旅行やボランティアも楽しいですが、こんな授業の1コマにも、いろんな発見がありました。
Rieko