僕が知らなかった世界①
こんにちは。マルちんです。僕はこの2月にラオスに行って参りました。
「ラオスってどこ」って思った人はいるかもしれません。ラオスはベトナムとタイに左右に挟まれた内陸国です。海がない東南アジアの国であります。首都はビエンチャンです。
引用先(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/enjyo/laos.html)
早速なのです感想としてはラオスは私の知っている世界ではなかったのです。
わたしはニュージーランドとフィリピンへ渡航したことがございます。その2か国は正直に言いますと、日本と変わらない部分がありました。ビルが多く建てられ、目新しいものがどんどん作られ、都市は忙しさに包まれていたことを覚えています。時折、ジプシーやストリートチルドレン・ファミリーを見かけたこともございました。そんなところが日本と同じと共感を覚えます。
しかし、ラオスはどうでしょう。日本や先の2か国と全然違いました。首都であるヴィエンチャンにはビルが多く建っていません。目新しいものはそう多くなく、都市部であるのに人も乗り物も忙しさもないし、むしろ時の流れを感じるほどゆったりしているのです。また、治安も日本に匹敵してもいいんじゃないかというくらいだし(場所によって危ないところもあるから注意)、ジプシーなどを見かけたことはありませんでした。
ここまで感じるとラオスと3か国は何が違うのかというと・・・
ラオスは資本主義体制の国でないからです。日本はもちろん、NZもフィリピンも資本主義体制の国です。一方ラオスは名目上は共産主義ですが、実際は独特な体勢をとっているのです(北朝鮮や毛沢東時代の中国のようにゴリゴリしてないです)。つまり、ラオスには資本主義を象徴する忙しさだったりビルが多く見られないということです。
そんな風景を今まで見てこなかった僕にはラオスで見た風景は独特で新鮮なものでした。
ここからは私が見たラオスの風景を詳しく話していこうと思います。首都であるビエンチャンは先で記述した通り、ゆったりとしていて時の流れを感じる雰囲気でした。ごちゃごちゃしておらず、人も車も忙しそうにしていないです。フィリピンのときは人口密度も交通量も高かったです。
凱旋門の屋上から撮った街の様子
この写真は有名な観光名所である「パトゥーサイ」という凱旋門で撮った写真です。写真からわかる通り有名な観光名所でもそんなに人もいません(この時期が観光シーズンでないという理由もありますが…)。外国では安全を考慮して行動しなきゃいけないのにこの時は油断もスキもありまくりました。気分が日本にいるような感じでした。しかし、それは安全でのんびりできるという場所ということだというのもわかりますね。(ただ、人通りの多いときや夜間は気をつけてください。危ないエリアはもちろんNG。)お寺に行ったときは内部が静かでありました。まるで外の世界と遮断されているようで。
ほかにも写真からはビルが多くないことがわかります(というかあまりないといっても過言じゃないです)。街を歩いていて気付いたのですが、首都なのに空が広く感じます。パトゥーサイエリアやほかの観光名所に行っても上空が狭いと感じたことがなかったです(ホテル街・レストラン街は多少密集していましたが)。
ここでは私が思ったことはラオスってシンプルな国なんだなていうことです。確かにラオスで着飾ったものもごちゃごちゃしたものなかった覚えがあります(仏教にまつわるものは除いて)。まるで手を加えずに自然を保持したり、活かしているように見えます。
私はここまであっさりした光景は目の当たりにしたことがなかったです。日本の場合だと自然を活かしたいと言いながら結局は手を加えてしまうようなことがよくあります。ラオスには本当の自然があるんだなって思えました。
ここまでラオス全体で雰囲気や様子などを語りました。ラオスは新しいものを多く取り入れず、ありのままを保ち、シンプルな暮らしをしているが故に国全体で自然な風土を持っていることが分かりました。とても趣深く面白い場所です。ラオスは。
というわけで今日の教訓。
旅で得た私の哲学
本当の自然でシンプルから成り立っているんだ。
①がついているということは…そうでする。②があります。次はラオス人と関わってみてわかったことを題材にします。
③までやるつもりです。③は村でのホームステイのことを書いていこうと