ハワイは常夏の島なのか
「ハワイに15回行った」
これを言うと、大抵周りが固まる。
そして、
"金持ちかよ!"
"ハワイってそんなに何回も行って楽しいの?"
と言われるのが大体の流れ。
ハワイ。
おそらく半数以上の人間が、青い海、ダイアモンドヘッド、パイナップル、ココナッツ、フラダンスなんかをイメージするはず。
要は、生粋の南の楽園。
だがしかし!ハワイの魅力はそれだけではない!!
そもそもハワイは、ホノルルのあるオアフ島を含め、ハワイ島やマウイ島など、8つの島と100以上の小島で構成されている。
マウイ島は大サトウキビ農園、カウアイ島は鬱蒼としたジャングル……など、それぞれに特徴がある。
今回は、わたし・春菜が、知られざるハワイ島(英名: Big Island)の魅力をお届けします!
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ハワイ島のキラウエア。
理科の教科書にも登場する、有名な活火山である。
溶岩が海に流れ出しているため、現在も島は拡大し続けている。ちょっと前の西之島みたいな。
ちなみにこの写真は、小型飛行機・セスナから父が撮影したもの。
わたしは高所恐怖症だから、搭乗中はずっと目をつぶっていた笑
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ハワイ島には、そこかしこに噴火口や噴石丘がある。
中でもわたしのおすすめが、Devils’ Throatという超巨大な穴。
怖すぎてちゃんと写真が撮れなかった。
落ちたら、死ぬ。
Google Earthで見ると、その巨大さが分かると思う。
実はここ、10年前には道端に看板があって普通に行くことができたのだが、あまりにも危険なため、看板や案内一切が撤去された。
もう一度見たいなぁ…
でもちょっと怖いなぁ…
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続いて紹介するのがマウナケア山。マウナケアとはハワイ語で「白い山」という意味。すなわち、雪が降る山ということ。
ここには日本のすばる望遠鏡を始め、世界中の天体観測施設が集まっている。
山頂にぽつぽつと見えるのが、天体観測施設たち。実は標高は4205mと、富士山より高い。
山頂での夕焼け鑑賞&星空観測ツアーが超おすすめ。
これまで二回山頂に行ったけど、新月のときに行くのがやっぱりベスト。
見える星の数が全く違う。月を見るのもまた綺麗だけど。
ちなみに弟ははしゃぎ過ぎて高山病になったので、みなさん気をつけて~!笑
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溶岩に飲み込まれた街・カラパナ。
ハワイの人々は、常に火山と共に暮らしてきた。火の女神・ペレは、火山を神格化させた存在だ。
黒く固まった溶岩を"ペレの髪の毛"、キラキラ輝く火山から噴出された成分を"ペレの涙"なんて呼ぶ。
さてみなさんは、アメリカに吸収される前のハワイ王国の国王が、日本にハワイを渡そうとしていたのを知っているだろうか?
ハワイ島には、地球上に存在する気候区分13個のうち、11個が存在するのは?
そう、イメージ通りの熱帯はもちろん、砂漠もあるし山の上では雪だって降る。
つまり、"常夏の島・ハワイ"なんて、真っ赤な嘘。
ここに書いたのは、ハワイの魅力のほんのちょっと。
…行きたくなってきたでしょ?
次の旅行先は、ハワイへ!
By 春菜
(3年。南極より寒い日もあるカナダのウィニペグに留学中。乃木坂46と東南アジアをこよなく愛す。
カナダ留学ブログもぜひ♡ yuzupon2580.hatenablog.com)
※Google Earthのスクリーンショット以外、写真は全て自分のものです